CANDY POT~キャンディーポット~【完】

「・・・・芽依さんに....?全部頼んだの?」

「驚いた?」

驚いたって言うか・・・・


「ありがと・・・ぉ」

「良かった。」

急に近くに香り出した、朱雀の香りは・・・

私の鼻をくすぐるように包んでいく。



愛しい人に抱きしめられて・・・私は....


嬉しくて仕方ない....


幸せがほしかった


誰かに認めてほしくて


頑張った、あの時は



こうして



今に繋がっている。



人生。


一度も無駄になる出来事なんか一つもない。


何かを頑張ったら


努力したら・・・


報われる時が、絶対ある。


無駄な事なんて一つもないんだよ.....