あれから、急いでホテルに帰って来て


今は私達二人の部屋。


さっきはしっかりと内装が見れなかったけど・・・凄いよやっぱり


キラキラとしている部屋との私達のぎくしゃくが・・・・



とってもおかしな雰囲気を醸し出してる。



「琥城君、さっきはごめんなさい。私には謝るって事しかできないから・・・ごめんなさい、私が自分でもっと早く男拒否症って言っとけば良かったんだよね?」


明音の口からでしか、本当の理由を聞き出せなかったんだもんね.....



初めて会った、合格発表の日


琥城君は、一生懸命になって助けてくれた・・・・




のに、理由を言わなかった。



ううん、言えなかった......



言ったら、また

離れて言っちゃうって思ったんだ。