~♪~♪~♪

「明音ちゃん・・・携帯なってるよ?」


「へ?・・あっごめん長谷川君、出てくれる?」


明音は私を支えてくれてるから電話に出れない、代わりに出る長谷川君は緊張してて手に持っている携帯がおろおろと落ちそう。



「大丈夫・・・琴梨、大丈夫。あたしが、いるからね」


「・・・ごめん...なさい。ちゃんと歩いて帰ろう?」


「琴梨、歩けるの?」


「・・・うん、ちゃんと歩く。」


今の私じゃ、何にもできないけど



1人で出来る事をやっていかなくちゃ



出来るだけ・・・出来るだけ周りに頼らない方法で・・・・