一気に3人が私を見つめる。


木漏れ日が当たってキラキラとさわさわと揺れる森は私を照らす。



「皆・・・私から離れていく...「メンドクサイ」とか言ってね。私だって好きで拒否症してるわけじゃないし・・・誰か・・誰か代わってよ!って思ってるし。」





今までの私だったら人前で自分の気持ちなんか絶対に話せれないし....


でもね、今なら話せる気がするんだ。


この森が


私に力をくれているような....そんな感じ。




「変わりたいけど、変われない自分にいつも自己嫌悪・・・バカバカしいって感じ」


「琴梨....」


「そうだよ、明音だけが傍にいてくれて・・・明音がいないと私何もできないと思う」




これから




1人でやらなきゃいけないこと、頑張らないといけないときに




何もできないんだろうな.....