ほんとは授業サボりたかったけど、優等生だからそんなことできない。



今日の授業は終わった。



これで帰れる〜!!


『まさか蘭。朝の約束忘れた訳じゃないでしょうね。』



「約束?!なんだっけ?!」



本気で忘れた。なんだっけ?!


『COOLの集会を見に行く約束よ!!』


呆れた顔して由梨亜は言う。


しょうがないじゃん。三歩進んだら忘れるんだから。ニワトリか!!自分で突っ込んじゃった。可哀想な人にしか見えないよね。。。



このごろボケてきたな。歳のせいかな?!(まだ17歳ですよ。蘭サン。by作者)



『また家に帰ったらメールするからね。蘭。』


「わかったー!」


このあとメールがかかってきて、駅前集合になった。

まだ由梨亜来てないみたい。

駅についたら、知らない女の子がナンパされてた。


『キャー!!イヤです。やめてください!!(涙)』


と聞いたときから、私は走りだしていた。



「なにしてんじゃ!!糞ども!!ドスッ!!」


女の子に触っていた男をなぐった。グハァ。


周りの男たちは唖然としてる。


変装しててよかった。。。

じゃなくて、男たちが一斉に襲ってきた。


『なんだ!お前は!女だからって関係ねぇ!みんなやれ!』


ふっ、私に喧嘩吹っ掛けてくるバカなやつがこの世にいるんだな。