叶わない恋でもいい。


この想いをいつか伝えたい。


成瀬君、好きです…。



「………邪魔、なんすけど」


突然、後ろから声が聞こえたような気がするのは…気のせいでしょうか?



「……?」



「そこ、俺の特等席」


あ、どうやら気のせいではなかったようです。


恐る恐る振り返ってみると、

そこにいたのは…