窒息するかと思いました…。


肩で息をする私に成瀬君は余裕たっぷりな顔で


「これで分かった?

俺の気持ち…」


反則です…!!ずるいですよ、成瀬君!!


「好きだよ、愛莉…。

俺と付き合って」


そんなこと言われて断れるわけないです。


私は頷く代わりに成瀬君の頬にキスをした。


成瀬君は予想外な私の行動に目を丸くしてたけど…。

好きだから、いいんです!!


誰もいない中庭で私は大好きな人と結ばれました。


-END-