「えぇーそうなの?」 「もー教えてくれれば手伝ったのにね!」 何だもー。 真子は家が近所の幼なじみでもある。 だから引っ越しに気づくのは当たり前だよね。 「今度遊びに行ってもいい?」 陽菜が目をキラキラさせて言う。 うぅ…ちょっと心が痛いけど。 「うん…今度ね。」 確実性のない返事をした。