陽平くんに嫌われてしまったりしたら、あたしきっと生きていけない。 大袈裟かもだけど、本当にそう思う。 「……てわけで。白鳥菜月、陽平くんにメールを送ります!」 誰に言うでもなく、そう叫ぶ。バカらしいけど、そうしないといつまでたっても送れない気がしたから。 送信ボタンを押すと、瞬時に画面に映る『送信しました』の文字。 あんなに時間をかけて悩んでいたのに、ものの数秒で陽平くんのもとへと送られていった。 それが何だか妙に思えた。