「ここ…かな」 陽太が止まったのは『凪原スポーツ』と書いてある看板があるお店。 凪原…って…。 陽太は、店に入って行った。あたしも追いかけて、店に入った。 「お、陽太じゃん! いらっしゃい!」 やっぱり凪原くん?! 「おっす。シューズある?」 「ん、バスケの?」 「そ」 「あるぜー! ちょっと待ってろ」 凪原くんは「親父ー! この前入荷したシューズ!」っと叫んで、奥の方に行ってしまった。