学校に着けば、陽太は他の女の子に呼ばれる。 「椎名、はよ」 「高崎くん、おはよ!」 「今日も囲まれてんなーっ」 高崎くんは「すげー」って感心している。 うん、あたしもそう思う…。 上履きに履き替え、高崎くんと教室に向かおうとすると、誰かに腕を引っ張られた。 「ぇ…?」 「コイツは俺のだ。勝手に隣歩いてんじゃねーよ」 この声…/// 「よう、た…?///」 陽太は、後からあたしを抱きしめている。