「あたし、川嶋 梨乃♪ 2年生だよ〜!」 「…そんな美人な先輩が、一年生の教室になんの用っすか?」 「美人だなんて照れる〜」 ったく…こっちは気分良くねぇっつーの。 俺はさっさと帰ろう、と思い鞄を持って教室を出ようとした。 「ねぇ、相手してよ」 「は?」 「たくさんの女の子抱いてる、って聞いたよ?」 「それで?」 「あたしも、してほしいなぁ、って…//」 正直、こんな気分のまま女を抱くのなんて嫌だ。 だけど… あいつの事を忘れたかったのも確かで。