そういえば… 「陽太、夕飯どうする?」 「柚の手料理希望で」 「…いいけど、買い出しに行かないとないよ?」 「んじゃ、車出すか。準備しろよ」 「う、ん…」 陽太は車の鍵を確認して、部屋を出た。 なんか…不思議な感じ。 本当の…夫婦みたい。