【完】幼なじみはPLAY BOY





「…ぉ、やっときた。相変わらず間抜け面」


「…」


悪戯っぽく、ニッと笑う彼。


その姿は…陽太そのものだった。



「ごめんね、お姉さん達。俺、大本命がいるから」


そう陽太がニッコリ言うと、女の子達は帰って行った。


あたしは、未だに動けずにいる。


伸びた背、大人っぽくなった顔。


全然違うけど、陽太だ。