懐かしい気分…そして、嬉しさでいっぱいだった。 あたしは顔を真っ赤にしながら、陽太の隣を歩く。 「! …なに顔真っ赤にしてんの?」 「ぅるさい…///」 「手繋ぐのぐらい、普通にしてくんない?」 「だって…嬉しいんだもん///」 「…バァカ」 唇に、温かい感触が伝わった。 「っ?!///」 「行くぞ」 陽太は、あたしの手を強く握って、歩き出した。