どうして私は気付かなかったのか。 沢山ヒントはあったのに。 『……なんちゃら、ゆい』 『華風さん見たん?!めっちゃレアやで!!!』 目の前に広がるのは黒の特攻服。 風に靡き、誓いの言葉が揺れて。 「これでわかる?」 あたしが白虎連合が暴走してる時に見た女の子は見間違いじゃなかった。 「白虎連合幹部、華風ゆいっす」 夏美ちゃんなんて非にならない。 この子は夏美ちゃんより更に上の、 「うっそおおおー!!!!」 最強の女の子だった。 .