状況についていけない私。
膝や肘を擦りむいたけどそれどころじゃない。
月の光と街灯に照らされる明るく長い髪。
返り血を浴びた制服。
横たわるさっきの男達。
「……………」
何も言葉が出てこない。
てか出ない。
男達はしばらくすると動かなくなるし。
「ひっ…!!!」
そうや!!!あたし犯されそうになったんや!!!
再び体がガタガタ震える。
自分じゃ制御出来ないくらいに。
「……まだ誰か隠れてんのけ?」
そんな私に気付いたのか女子高生が振り返る。
ツカツカと近付いてくる。
私は怖くて目を強く瞑った。
そしてその足音はあたしの目の前で止まり、
「……お前なにしてんの?」
.

