またまた教室中はシーンとする。
けど、一人のギャルが私に指差した。
「あんた、あたしら裏切ったな」
睨み付けてくる目。
私はその目を逸らさない。
「裏切るもなにも間違ったこと言ってない」
「ほな今までは華風だけやったけどあんたも標的やしな」
「上等やん、やってみぃや」
「ッチ、もー今日ダルいし帰るでー」
「そうしよそうしよー」
そう言い、ギャルやヤンキーは帰っていく。
教室に残ったのは真面目達と華風さん。
すとん、と私も椅子に座った。
華風さんはなにも言わなかった。
ありがとうも、ごめんなも。
でもあたしはそんな言葉を今は望んでない。
ただ自分を突き通せたことで優越感。
真面目達もさっきは八方美人になった。
あたしも昨日まではそうやった。
もうそんな自分いらない。
孤立してもいい。
あたしにはあたしの世界があるのだから。
ゆい。
ゆいと仲良くなるまでそんなに時間かからんかったな。
だって仲良くなるのはもうすぐそこ。
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