私には分からない。
苛めのどこが楽しいのか。
「あ、別にみんなに言ってるわけちゃうねんで?あの子あの子」
「わかるわかるー、誰とも話したくないならさっさと帰れよなーっ」
「てかうざすぎ、存在意味なし!!!」
1人が話せば2人話し。
2人が話せば周りが話しだし。
「……………」
流石に華風さんは気付く。
だって動かしてたシャーペン止まってるもん。
「かーえーれ」
「「かーえーれ」」
「「「かーえーれ」」」
なにこれ。
なにこれ。
なにこれ。
中学の時陰口言われた私なんて非じゃない。
これが本当の苛め。
段々立ち上がり手拍子する。
華風さんは未だに動かない。
「聞こえてないんかなー?」
「なぁ田中さんもそう思うやんな?」
「あ、…うん」
田中さん、やらなにさんやら。
みんな陰口言わなかったから仲良かった女の子達も。
みんな、なにしてんの?
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