「考え事してるところ悪いんだけど・・・・教科書は持ってるの?」
あ・・・・先生に聞くの忘れた・・・・・
「その顔は、持ってないんだね・・・」
「うん・・・・どうしよう」
視線を感じて前を見ると、ニヤニヤした先生が私のことを見ていた。
「綾瀬、教科書は放課後、職員室に取りにくるように。以上。HRは終わり~」
「あのさ、私、そんなに可愛くないよ・・・・今更だけど・・・・転校生ってだけで、よく見えるもなのかね?」
「・・・・(無自覚?)なんとなく、椿姫が分かって来た気がする」
「どういう意味、そんなに分かりやすい、私」
「くすくすくす・・・綾瀬さんは、かわいいよ」
「えっ?」
「隣だし、教科書見せようか?」
「あ・・・ありがとう・・・えっ・・・と」
「あ、俺、橘秋一(たちばなしゅういち)秋でいいよ。よろしくね姫」
「えっ・・・え・・椿姫で良いです!姫は恥ずかしいので・・・」
驚いて顔を赤くしながら、話している私の横で杏は爆笑しながら話に加わってきた
「あ~ははは、椿姫って、男慣れしてないの?そんなで嵐先輩に会ったら、何も離せないんじゃないの?」
「ち・・違う・・・・急に話しかけられたから・・・それに、少し人見知りが・・・・」
「あ~俺が急に話しかけたから?ゴメンゴメン」
笑いながら謝られても・・・・
「慣れれば、もっと違うって事?」
「どうだろう」
「見てみたいな~椿姫と嵐先輩のやり取り・・・・・今日、先輩に会ったら、明日必ず報告してね!」
えっ~
「椿姫ちゃん、眉間に皺寄ってるよ。そんなに嫌なの?」
秋君に心の声を聞かれたような言葉に思わずはっとした
「顔に出てるから・・・・」
「私、そんなに分かりやすい?」
『うん』
ハモッテる・・・・
「あ、そろそろ授業がはじまるよ」
「あ~チッ椿姫あとでね」
「椿姫ちゃん、教科書見せてあげるから、机付けよう」
「あ、ありがとう」
朝から、いろんなことがあったせいか、天気がよかったから、授業よりも外を見ながら、少し考え事と言うよりぼっ~としていたような気がした。
あ・・・・先生に聞くの忘れた・・・・・
「その顔は、持ってないんだね・・・」
「うん・・・・どうしよう」
視線を感じて前を見ると、ニヤニヤした先生が私のことを見ていた。
「綾瀬、教科書は放課後、職員室に取りにくるように。以上。HRは終わり~」
「あのさ、私、そんなに可愛くないよ・・・・今更だけど・・・・転校生ってだけで、よく見えるもなのかね?」
「・・・・(無自覚?)なんとなく、椿姫が分かって来た気がする」
「どういう意味、そんなに分かりやすい、私」
「くすくすくす・・・綾瀬さんは、かわいいよ」
「えっ?」
「隣だし、教科書見せようか?」
「あ・・・ありがとう・・・えっ・・・と」
「あ、俺、橘秋一(たちばなしゅういち)秋でいいよ。よろしくね姫」
「えっ・・・え・・椿姫で良いです!姫は恥ずかしいので・・・」
驚いて顔を赤くしながら、話している私の横で杏は爆笑しながら話に加わってきた
「あ~ははは、椿姫って、男慣れしてないの?そんなで嵐先輩に会ったら、何も離せないんじゃないの?」
「ち・・違う・・・・急に話しかけられたから・・・それに、少し人見知りが・・・・」
「あ~俺が急に話しかけたから?ゴメンゴメン」
笑いながら謝られても・・・・
「慣れれば、もっと違うって事?」
「どうだろう」
「見てみたいな~椿姫と嵐先輩のやり取り・・・・・今日、先輩に会ったら、明日必ず報告してね!」
えっ~
「椿姫ちゃん、眉間に皺寄ってるよ。そんなに嫌なの?」
秋君に心の声を聞かれたような言葉に思わずはっとした
「顔に出てるから・・・・」
「私、そんなに分かりやすい?」
『うん』
ハモッテる・・・・
「あ、そろそろ授業がはじまるよ」
「あ~チッ椿姫あとでね」
「椿姫ちゃん、教科書見せてあげるから、机付けよう」
「あ、ありがとう」
朝から、いろんなことがあったせいか、天気がよかったから、授業よりも外を見ながら、少し考え事と言うよりぼっ~としていたような気がした。
