カバンの中にある携帯を開くと、新着メールが三件あった。


恐る恐る開くと…


「あっちゃ〜…怒ってる…」


メールは

『終わった?』


『校門で待ってるから。』


『……あと五分!!』

どんどん不機嫌になる顔が目に浮かぶ。


しかも最後のメールは今から四分前で…


「あ、あと一分で校門まで!?」


私は走ることを余儀なくされた。