「先輩…?」


「嫌なわけないだろ。

……すっげー嬉しい…」

先輩は私の腰に手を回して、体を密着させた。


「せ、先輩!!私重いですから!!」


「重くないよ?」


「で、でもですね!!」

突然ガラッと保健室の扉が開いて、保健医の先生が入ってきた。



先生はにっこり笑って

「いちゃつく元気があるなら帰れ!!」


と、私達を追い出した。