へえー、そうなんだ‥?って、えっ!!? 「っ!ひ、一人息子!!?」 私が椅子から立ち上がって叫ぶと、優香は口の前で人差し指を立てながらしーっ!って言った。 「ご、ごめん。」 私は慌てて座り、優香に聞いた。 「じゃあ、お金持ちだからあんなに騒がれてるの?」 「お金持ちだからってだけじゃないのよ。」 「じゃあ、何で?」 私がそう聞くと、優香はニヤケながら言った。 「やばいくらい、カッコいいのよ!!!その上、勉強もできてスポーツもできちゃうの!」 優香の迫力におされつつ私は口を開いた。 -