中学②年の佐東 愛華。

私は、美人でもなく、可愛い?って聞かれたら普通ってみんなが答えるような顔をしてた。
何もかも私は人並みだった。 恋愛は今まで片思いしかしたことがなく好きな人が出来てもいつも遠くから見る事しかなかった。



今日もいつも通り登校してクラスの中に入った。

クラスの中には数人の女子と男子が同じ割合でいた。

「おはよー。みんな♪」

『…』

いつも、私がクラスの中に入ったらまず挨拶をみんなにする事が私の今までの日課だった。

聞こえなかったのか、もう一回みんなに挨拶をした。

でも…
『…』

返事が無く、不思議に思いながら自分の席についた。