君へ。

『めっちゃ必死!冗談やってぇ(笑)』


ヒヒッ!と笑いながら窓際に置いてあった椅子に腰かけた。


窓からの風が気持ちいい。
もう春だなぁと思わずにはいられなかった。


「なんだよー。オレめっちゃアホみたいやんけ!」

木田クンは苦笑いしながら大きく枕にもたれた。



ちょっと沈黙。


でも嫌じゃなかった。むしろ心地よくて、午後の陽射しにウトウトしそうな程でちょっと眠い。


「なぁ」

いきなり木田クンが話し掛けて来たからビックリしてしまった。


『ビックリした…。何?』

アタシは窓に向けていた体を木田クンの方に向けた。



「うん。そのー…梅田サンは……彼氏とか作らんの?」






アタシはその言葉に真っ赤になる。





『えっ……えっ!?何なん!急にッ……』


「いや………春だなぁと思って(笑)」

木田クンは頭をポリポリかきながら照れたように笑う。