少しの間世間話をしながら食べていた。


『あー美味しかった!ごちそうさま♪』


「ホント上手そうに食うよなぁ(笑)」

木田クンは肩を揺らしながら笑う。
何だか恥ずかしい…。


『アタシ食いしん坊みたいやんかぁ!』


「え?そうじゃねぇの?」

おどけたように木田クンは笑う。そんな笑顔にもアタシはドキドキしっぱなしだった。


『もぉえぇもんね!お見舞い来ちゃれへん!』

アタシはプイっとそっぽを向いて窓に近づいた。


木田クンはその行為に慌ててゴメンゴメンと謝ってきた。


アタシは思わず笑ってしまった。