ごめんね、颯太。 何だか面白くて、汚いとか最低とか…わざと怒ったように言ってたの。 ホントは特に颯太を汚いだなんて思ってなかったよ。もちろん、最低だとも。 寧ろ最低なのは、私だから―――… 物語は終焉へと向かってゆく。