わかってるから……
それ以上言わないで…っ!
ガバッ!!
「っ!!
はぁ、はぁ、はぁ……
ゆ、夢か…」
忘れてた訳じゃない…
ちゃんとわかってるから……
私の存在意味がないことを…
大丈夫……
今ならまだ、前の生活に戻れる…
篠崎に会った前に……
私は誰にも必要とされてないんだから…
そう自分に言い聞かせて、学校に向かった
いつも通り、昼休みになると篠崎が私のクラスに来た
「よー!
早く食堂行こうぜー!
健達待ってるぞ」
「もう行かない」
「は?
何わがまま言ってんだよー葵」
「もう行かないって、言ってんじゃん
あと、もう私に関わらないで」
「なんだよ急に…
何があったんだよっ……」
「別に何もないよ、ただもう疲れたの」
「は……?」
「篠崎の相手をするのが疲れたの
低俗な奴の相手をするなんて
わかる?」
「全然わかんねぇよ…」

