極甘王子はいかが?

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その後、入学式は滞りなく済み、今は教室。

ちなみに式辞は美倉くんが読んだ。

練習なしとは思えないほどスラスラと読んでてびっくりしたよ…。


「式辞、大丈夫だったか?」


心配そうにオロオロと感想を求める美倉くん。


「大丈夫よ」

「練習なしとは思えなかったよ…?」

「良かったぁぁ-――っ」


ふぅーっと息を吐き出す美倉くん。

どう見てもアレは場馴れしてるように見えたけどね。


「意外とやるじゃない?」

「たまーに褒められるとキュンとくる……!!」

「キモイ」


悶え出した美倉くんにズバッと言ったのは…