時間はすぐに経ってしまった
古川からチョコをもらってホワイトデーの二日前
俺は何をお返しにあげればいいのか悩んでいた
『うーん…』
『なーに、悩んでんだよ』
『海斗かよ…いや、委員長になにをあげればいいのかわかんねえんだ』
『プレゼントはお・れ☆』
『お前はあほかぁぁぁぁぁぁぁ!』
『いってえぇぇぇぇぇ!』
『そんなこと誰が言うんだよ!俺がそんなこと言ってみろ!誰もが引くだろ!なんだよ、お・れ☆って!なにかわいく言えば許されるみたいなことになってんの?!』
『話なげぇよ!』
『お前がそこらの女子に行って来いよ!』
『言ったらお前も言うか?』
『言ったらな』
ぜってー無理だな
俺は言わなくておっけぇだなww
『ねぇねぇ!友莉ちゃんチョコくれたよね?』