秘密のMelo♪y③*ウィーン編㊤*


「あ、ちなみに楓。オトコの責任は怠らないように」


「なんの話をしてんだてめェはよ」


「あら❤言ってほしい?」


「……」


うお。

ピキイッて今ピキイッて!


「ささ。下ネタは部屋に戻ってしたまえ。帰るぞ」


「なによーっ下ネタじゃないわよ。それにそんな話部屋で夜な夜なしてたら相当危ないじゃないの!」


「今危ないて認めたで」


「ハメる気っ!?」


ぎゃーぎゃー言い合いながら、あっという間に三人は部屋を出た。


「……」

「……」


…当然……室内は、水を打ったようにしんとなるわけで。

さすがのあたしも戸惑った。


「あの…」


特に話があるわけでもないのに声をかけてみたりして……失敗した! と思ったり。


「真裕」


「はいっ」


……びっくりし過ぎて妙に改まってしまつた。


「……頑張れよ」


「……!!」