ガシガシッと頭を掻きながら言うと、ぷいっとそっぽを向いてかっくんは、ぼそっと呟いた。
「……お前が…」
「?」
「…お前が『今日中に帰る(ように頑張ってもらう)』って言ったからだろーがよ」
「……」
あたしが…?
今日中に帰る(ように頑張ってもらう)って言ったから…?
寝ずに…待っててくれた?
「……す…」
「……」
「すき…❤」
な、なんてことかしらなんてことかしら!
いや、悪いなとは思うし、謝った方がいいかなーなんて思うんだけど…!
まずここは…!
「愛してる…❤」
…ここは告白でしょう…!?
「……もういいだろーが。準備しろっつーのに」
「はい…❤」
照れてるあなたもまた素敵っ。
わたくし、なんでも言うこと聞けちゃいそう…。
ぽおっとしながらふらふら着替えを取りに行くときに、琥珀のしっぽを踏んづけてしまい、「きゃいん!」と怒られた。
「ごめんね琥珀…❤」
「きゅうん…?」
うふふ…と菩薩様のよーな顔をしているまおに驚いたのねっ?
不思議そうな顔をしていたわ。

