秘密のMelo♪y③*ウィーン編㊤*


ガシガシッと頭を掻きながら言うと、ぷいっとそっぽを向いてかっくんは、ぼそっと呟いた。


「……お前が…」


「?」


「…お前が『今日中に帰る(ように頑張ってもらう)』って言ったからだろーがよ」


「……」


あたしが…?

今日中に帰る(ように頑張ってもらう)って言ったから…?

寝ずに…待っててくれた?


「……す…」


「……」


「すき…❤」


な、なんてことかしらなんてことかしら!

いや、悪いなとは思うし、謝った方がいいかなーなんて思うんだけど…!

まずここは…!


「愛してる…❤」


…ここは告白でしょう…!?


「……もういいだろーが。準備しろっつーのに」


「はい…❤」


照れてるあなたもまた素敵っ。

わたくし、なんでも言うこと聞けちゃいそう…。


ぽおっとしながらふらふら着替えを取りに行くときに、琥珀のしっぽを踏んづけてしまい、「きゃいん!」と怒られた。


「ごめんね琥珀…❤」


「きゅうん…?」


うふふ…と菩薩様のよーな顔をしているまおに驚いたのねっ?

不思議そうな顔をしていたわ。