「はーっはーっはーっ…」
大きく息を吸ったり吐いたりしながら、ベッドに片手をついた。
かっくんなんか、けろっとして梨音と戯れてる。
「あ、あのね…」
無駄と分かってはいるものの、とりあえずちょっと言ってみた。
だけど案の定…。
「お前がしろっつったんだろ」
と、ニヤリと意地悪ーく笑いながら言われた。
これはもう…一種の罰だ! …と思いましたね。
「ぼけっとしてねーでさっさと準備しな。ギリギリに起こしてやったんだから」
「そーいえばかっくんは昨日寝てるの?」
「いんや」
「……え!? なんで!?」
「……」
…あれ。
なにそのだんまり。
そのバージョンてあれ? なんかごまかそうとしてない?
はずかちいの? なにが?
「ねえねえねえねえねえ」
知りたい!
そう思ったら一直線のこのあたし。
かっくんには一番効く(と思われる)“しつこいねえねえ攻撃”を仕掛けてみた。
「ねえったらねえねえ」
「うるせぇ。さっさとしろ」
「ねーおせーてよねえねえねえ!」
「あーもううるせぇな…」

