秘密のMelo♪y③*ウィーン編㊤*


「はーっはーっはーっ…」


大きく息を吸ったり吐いたりしながら、ベッドに片手をついた。

かっくんなんか、けろっとして梨音と戯れてる。


「あ、あのね…」


無駄と分かってはいるものの、とりあえずちょっと言ってみた。

だけど案の定…。


「お前がしろっつったんだろ」


と、ニヤリと意地悪ーく笑いながら言われた。

これはもう…一種の罰だ! …と思いましたね。


「ぼけっとしてねーでさっさと準備しな。ギリギリに起こしてやったんだから」


「そーいえばかっくんは昨日寝てるの?」


「いんや」


「……え!? なんで!?」


「……」


…あれ。

なにそのだんまり。

そのバージョンてあれ? なんかごまかそうとしてない?

はずかちいの? なにが?


「ねえねえねえねえねえ」


知りたい!

そう思ったら一直線のこのあたし。

かっくんには一番効く(と思われる)“しつこいねえねえ攻撃”を仕掛けてみた。


「ねえったらねえねえ」


「うるせぇ。さっさとしろ」


「ねーおせーてよねえねえねえ!」


「あーもううるせぇな…」