でも…!
ほしいの…!
わかる? ね、誰かわかる?
キラキラキラーッとそれはもう太陽ばりに輝くあたしの瞳。
じいいっとテディベアと見つめ合う。
「…ほら…❤買ってって言ってる…❤連れて帰ってって…!」
「都合のいい耳してんなお前」
うん、まあね…!
『すーみまっせーん♪これくださぁい❤』
「……」
いや、ほんと。
がまんできなかった。
『え"……。こ、こちらですか? あの…い、いえその…はあ…』
『? なにか?』
びしっと指差す先を見た店員さんが顔を引き攣らせる。
それからまじまじとあたしとくまさんを交互に見比べて、曖昧に頷いた。
え…だってこれ、売り物だよね?
値札ついてるしね。
『あの…失礼ですがおいくつで…?』
おいくつ? 歳? …関係なくない…?
『えーっと十七…ですけども』
『え"』
だからなによ!
十七でくまさん買ったら悪いわけ!?
「値段だろ」
「は? 値段?」

