『え"…』
ぴくっと眉を動かすかっくん。
そーいえば…。
『……なんで俺巻き込まれてるわけ』
…そーいえば言うの忘れてたねぇ…。
『だって君かっちょいいし(噂によれば)マヒロと並ぶ天才だし、第一マヒロがいればカエデがいて当たり前みたいなそんな感じしない?』
『しねぇ』
即答だねかっくん…!
すっごいリキ入ってるケインとは真逆に、すっごい冷めてるね、かっくん…!
『まあまあそう言わずに、君だって心配だろ? こんな危うい愛妻❤を何時間も外に出すのは』
そおそお。
愛妻……。
『危ういて』
愛妻ってのがかすむわ。
危ういてちょっと。
どびしぃっと心の中で突っ込むも、誰も相手にしてくれなかった。
呆れた顔で大きなため息をついたかっくんは、キラッキラ瞳を輝かせて期待の念を送るあたしをちらっと見ると、またため息をついた。
「ぃやった!!」
思わずあたし、ガッツポーズ!
『ため息つかれて喜んでる』
『違うよだって今のはしょーがないなーって意味なんだよ!』
『え、何が違うの!?』
え、目。
てかすべて。

