秘密のMelo♪y③*ウィーン編㊤*


―――……


そして次の日。

昨日から引き続きご機嫌なまま、くるくると学校に行ったあたし。

かっくんは、回りすぎるあたしを止めるので忙しそうだったよ。


『おっはよ~う♪』


『あらマヒロ、カエ…デ……。…ど、どうしたのマヒロ』


『えっ? なにが?❤』


『え…う…』


珍しくあのメイリーがたじたじ!

動揺してたじろいでる!

なにごと!? もしかしてあたしの後ろに超でっかい怪物が!?


「お前だよ原因」


え"…。

あ、あたし?

ちょっ、そんなわけなくない? だってメイリーだよ? なんであたしが…。


「って……」


…今のさ、あたしの愛しのかっくんじゃないよね。

日本語だけど違うよね。

この声はユウキだよね?


「やっっぱ嫌い!」


「あ? 誰が好きになれなんつったよ。上等だっつーの。俺はお前みたいな金持ちの日本人が大嫌いなんだよ」


「…!」


な、なによそのくくりはっ。

どっちもあたしのせいじゃないじゃん! みんな生まれたときから決まってることであって…。


「あたし日本人じゃないし! (かなり)日系のフランス人だしっ」


「一緒だろ」


…くっ。