ぶるんぶるんぶるんと大きくかぶりを振って、揺らぎかけた心をまた戻した。
設計図はもう見ーなーいっ。
「ほれ」
「見せんなッ」
「楓くんと二人っきり❤で過ごせるのに?」
「……えっ…❤」
「…おい」
か、かっくんと…?
二人きり…。
ぽわわわわわん…。
『あはははは~♪うふふふふ~♪』
『あはは~♪待てよハニー』
『おほほつかまえてごらんなさぁ~い』
『こいつぅ❤』
『きゃっ❤つかまっちゃったぁ~』
「誰だコラ」
「ご、ごめんにゃしゃい…しくしく」
…で、でもすてき…!
かっくんと二人きりなんて。
しかも超あたし好みのこのおうち。
インテリアやなんかもきっとあたしが大好きな風になるわ。
うっ…ゆ、揺らぐ…。
「ハア…」
かっくんに呆れられようとも!
揺らぐものは揺らぐんだいっ。

