秘密のMelo♪y③*ウィーン編㊤*


『マヒロォォ!! やっと出た! アンタ生きてたのねっ? もー心配させんじゃないわよ!!』


「ご、ごめんなさい…」


生きてたってアナタ。

心配かけたのは本当悪いと思うけど、生きてたのねって。


…しかも焦りすぎてビビりすぎて日本語になっちゃったよ。


『カエデもいないし、あなた達今どこにいるの?』


『日本…』


『日本ー? なんでまた。ていうか…ていうか…』


『落ち着けメイリーそして貸せ』


『あっシュン!』


えっ、シュン?


『よー』


「は、はい…」


ぎゃーー怖いっ!

お、怒られるかな怒られるかなっ?


さらにドッドッドッと激しく鳴り出した鼓動。

思わずごくっと喉を鳴らした。


『お前……大丈夫?』


「……へ?」


だい…だいじょうぶ?

え、どういう意味?

…まさかまた『いい病院紹介してやろうか。脳神経の』とかって言い出すんじゃ…!?


『俺の親父、日本で医者やってんだよ。一部ではもう広まってる』


「…!」


それって……母様の…こと…?