『マヒロォォ!! やっと出た! アンタ生きてたのねっ? もー心配させんじゃないわよ!!』
「ご、ごめんなさい…」
生きてたってアナタ。
心配かけたのは本当悪いと思うけど、生きてたのねって。
…しかも焦りすぎてビビりすぎて日本語になっちゃったよ。
『カエデもいないし、あなた達今どこにいるの?』
『日本…』
『日本ー? なんでまた。ていうか…ていうか…』
『落ち着けメイリーそして貸せ』
『あっシュン!』
えっ、シュン?
『よー』
「は、はい…」
ぎゃーー怖いっ!
お、怒られるかな怒られるかなっ?
さらにドッドッドッと激しく鳴り出した鼓動。
思わずごくっと喉を鳴らした。
『お前……大丈夫?』
「……へ?」
だい…だいじょうぶ?
え、どういう意味?
…まさかまた『いい病院紹介してやろうか。脳神経の』とかって言い出すんじゃ…!?
『俺の親父、日本で医者やってんだよ。一部ではもう広まってる』
「…!」
それって……母様の…こと…?

