――真裕サイド――
「ママ達……遅いね…」
「ああ…」
「ひまだね…」
「ああ…」
「お腹…すいたね…」
「…食えや」
そおでした。
んじゃま、いただきまーす。
…んふっ♪
ママの手作り。あたし大好き!
「…で、これなあに?」
「からあげ?」
からあげ?
…いやこっちが聞いてんのになんで語尾上げるの。
緑の葉っぱと一緒に、からあげ(たぶん)をぱくぱく食べた。
もう夜の七時半過ぎ。
ママったら本当におそーい。
人の家だというのにソファにごろごろ遠慮なく転がるあたしって、ひょっとして迷惑?
「お前先風呂でも入れば? そうやってたらまた寝ちまうだろ」
「はーい。んじゃ借りまーす」
素直に言葉に従って、お風呂を頂くことにした。
最近、しゃわーというものにようやく慣れてきたところだ。
もちろんお湯にもつかるけどね。
「かっくんー、服貸して?」
ぱじゃまがわり。

