秘密のMelo♪y③*ウィーン編㊤*


「げ」


…鬼のような形相でぼわっと髪の毛が逆立って、目がなんか怪しい色に光ってるりんりん……より怖いメイリーが立っていた。


「い、いえす? あいらぶかっくん」


あ。なんか色々間違えた。

ちょ、動揺し過ぎて色々間違えた。もはや何をどう間違えたのかすらわからない。


『あのー…えーと。は、ハディがすごいねー…っていう…ね!?』


慌ててかっくんに同意を求めると、ふいっと顔をそらされた。

なんか……見捨てられた気分!!


『か、かっくんたらかっくんたらひどいわっ。まおがまおが助けを求めてるのにぃーっ!』


うるうる見つめると、思いっきり笑いをこらえた表情で頭に手を乗せられた。

どうやらあれね。手のひらの上で転がされてたってヤツね。


「おこ……」


…い、いや。ごほん。


『怒っちゃうぞ』


『ふっ……お前が怒ったって蚊が刺したほどにも感じねぇ』


『蚊以下!? まおって蚊以下!?』


まお、衝撃を受ける。

その一方、唖然とする一同。


『マヒロって……ああだっけ』

『なんていうか……ああだっけ』

『なんか今、新イメージができあがったよ』

『べ、別人…』


ぽかんとするのも当然だ。

なぜならあたし、今。