―数分後。
しばらく電話の向こうでバトルしてたみたいだけど、なんとか収拾がついたみたい。
半ば落ち着いた声で「真緒ーっ。おーい真緒?」と呼びかけられた。
「終わった?」
『ふっ。勝ったわ』
「……」
一体あなた……なにしたんですか。
『だからそれでね? そもそもイマドキ形にとらわれるなんて古いのよ。分かる?』
「カタチ? なんの?」
りんりんが何を言いたいのかよく分からない。
さっきから必死なのはわかるんだけど……?
『だーかーら。ちゅう❤のその先が重要なのよ!』
「その先? …あっ」
―ピッ
「……」
「……」
「……」
「……」
…いやいやいやいやいや!?!?
なにしてくれてんのかっくん!?
あの剣幕のりんりんだよ? そんな途中で勝手に切ったりしたら殺されるよ!!
「かかかかっくん?」
「ったく…余計なことを…」
「いや…あの」

