秘密のMelo♪y③*ウィーン編㊤*


―数分後。


しばらく電話の向こうでバトルしてたみたいだけど、なんとか収拾がついたみたい。

半ば落ち着いた声で「真緒ーっ。おーい真緒?」と呼びかけられた。


「終わった?」


『ふっ。勝ったわ』


「……」


一体あなた……なにしたんですか。


『だからそれでね? そもそもイマドキ形にとらわれるなんて古いのよ。分かる?』


「カタチ? なんの?」


りんりんが何を言いたいのかよく分からない。

さっきから必死なのはわかるんだけど……?


『だーかーら。ちゅう❤のその先が重要なのよ!』


「その先? …あっ」


―ピッ


「……」

「……」

「……」

「……」


…いやいやいやいやいや!?!?

なにしてくれてんのかっくん!?

あの剣幕のりんりんだよ? そんな途中で勝手に切ったりしたら殺されるよ!!


「かかかかっくん?」


「ったく…余計なことを…」


「いや…あの」