「うぐっひくっ…みっ見んじゃねぇよ…」

田鹿君が泣いてる…鬼の目にも涙ですか!!

「うるせぇな!!犯すぞ!!」

「意味分からん!!!」

「はぁ…もう俺駄目だな働いてる時とは大違い。」
「フフフだね。夜はもっとキッチリしてて
 バカっぽいけど」

「何だと?」
「べっつに」

「俺お前にしかホスト教えてないから」
「う~んまさかとは思ってたけどね何で?」
「特別扱いにしたかった」

へぇ~そこまで好きだったとは…

だけどそうも簡単に私の好きメータは上がらない

「なぁ、改めて言うけど付き合って」
「無理」
「付き合って下さい」
「無理」
「付き合え」
「無理」
「犯すぞ」
「何で!?」
「好きだから」
「どうも」
「だからつきあ」
「無理」


……沈黙。

「どうしたら付き合ってくれんの?」

んーそうきたかーどうしよう何か面倒だし
何でもいっか。

「グッチ」
「え?」
「グッチの財布が欲しい」

「いくらぐらい?」
「知らん3~4万? あと飴。」
「……。じゃあそれあげたら付き合うってくれる?」
「んー考えるよ」
「じゃあ俺買ってくるじゃあ!!」

急いで走って図書室を後にした
早かったな…時間的に。