後ろから不気味な声がしてビックリした
「いっ今のは私の性格であんたの為にやったわけじ…」

ちゅう

やらかくていい匂いがする…
唇が気持ちい。
また…キスされてるの?? 何か…よく分からないけど、嫌
って感じがしない

にしても長い。

「んっ…んん~!!!」
私は苦しくなり胸を押した
すると田鹿君が耳元で
「結構キス長かったね もしかして堕ちた?
 ヤバイ。さすが俺の彼女。ツンデレっぷりイくわ」

…もうコイツ全てが下ネタ野郎。 

「ふざけんな!!いい加減にして!!」
「ふざけてない。ふざけてんのはお前だろ?告白をナメんなよ」
「ナメてなんかないもん!!」
「あっ、じゃああの告白本気なのか そうかそうか」
「違う!!」

ちゅう

「っつ~…んん~!!」
また口止めされた 今度は容赦なく舌を入れられた
「超美味しい…やべぇ今すぐヤりてぇ…」
止めて…っそんな声で私の耳の傍で言わないで…
吐息が…耳に当たって…っドキドキする…
眼鏡越しの田鹿君がカッコよくて…
クラクラして…ド変態な人だけど それを忘れさせるような
甘いキス。

「はうっ…やぁっ、ダメッ…!!」
首筋にキスされてビクビクしてる
こんなの初めてで…
「何?高校生なのにまだチェリーさんですか」
うるさい黙れ!!何なのコイツ…今すぐ離れたい…!!
「離し…てぇっ」
でも自分から離れられない
「あ~とろけてるね さすが俺やっぱ気持ちいいか~」
何でこんな指先でこんな気持ちがよくなるの…?
あ、そういえばコイツホステスだっけ…

ん?

だったらいろんな女の人とアフターとかで
イチャイチャあんあんと…
何か気持ちよがってた自分が馬鹿みたい

「止めてよっ!!」
私は勢いよく突き飛ばした
「結構気持ちよさそうだったけど?今ならイかせる自信あるよ」
「うるさい!!私はあんたに躍らせてるような人形じゃないの!!
 馬鹿にしないで!!」
私はその廊下を去った。
「…人形…かぁ…」