だから あたしは
涼先輩のこと 諦めるんだ。


もう 絶対実らない恋なんだから。



友香里の言うとおり
忘れることも 大切ってこと!!


「ばいばい。 先輩!!」


あたしは 窓から見える先輩に 向かって そっと呟いた。