次の日。 「千秋君!」 千秋君に初めて出会った、あの美術室の前でバッタリ千秋君と会った。 ラッキーだ! 「千秋君覚えてる?初めてここで千秋君と会ったんだよ。」 でも、スルーされた。 「待っ、千秋く...。」 触れた手を、振り払われた。 「お前、まじでなんなの。 しつこい。 うざい。 ここまで来るとほんと、ストーカー。」 それだけ言い放つと歩き始めてしまった。