俺は心配になり、倉庫にむかった。



キラの・・・いや、萌花の目が・・・死んでいた。
狂鬼の奴らが来たとき、黒狼は気づいてないかもしれないが
わざとらしく思いついたふりをしていたのを見て・・・



何をするか予想できた。



黒狼に嫌われるために・・・怖がられるために・・・
わざと倉庫を血の海にした・・・。



そして"さようなら"と
自ら離れて行った・・・。




「萌花・・・自分の気持ちに正直になれよ・・・。」




俺はその場で呟き、
そしてあることを思いついた。






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