私は狂鬼の前に立った。



疾「女はひっこんどけよ!!」


「うるさいわねー。」


私は疾風だけに聞こえるように言った。



「(ボソッ)あんたら全員ナイフ持ってんの知ってるよ?
だからね、凶器には凶器で対抗してあげるよ?」


私は日本刀を鞘からぬいた。
疾風達はびびっていたが、全員ナイフを手にして飛び掛かってきた。



狂鬼「「「おおぉぉおおぉぉぉ!!」」」」


「・・・うるせぇな」



私は容赦なく切り掛かった。
もちろん急所は外しているから命には関わらない。






あたり一面血の海





血の海の中に苦しみもがいている人間共




前の私はこの景色が好きだった・・・





今は・・・





ーーーーーー・・・嫌いだ





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