「……はい」
「今日の検査は、血液
検査と心電図だけだから!」
「検査結果良かったら
退院出来るってほんと?」
「ほんと!愛華が退院したら
一緒に暮らさないか?」
「いいの?」
「おう!そっちの方が
愛華になんかあった時
安心するからな」
「迷惑かけるけどよろしくね」
「迷惑なんてないから!
さっ診察室いくぞ」
「痛くしないでね!」
「それはどうかな」
【診察室1】とかかれた
部屋に私と啓太は入った。
「じゃぁ、このベッドに
寝てて」
「……はい」
私の心臓は緊張でいつも
以上にドキドキしてた
「じゃぁ、吸盤はって
いくな~!」
「うん…」
「ちょっとないだ
黙っとけよ!」
数分後
「はい、いいぞ」
「どうだった?」
「お前、緊張してたろ?
鼓動がいつもより
早かったぞ!」
「やっぱりわかった?」
「わかるよ!じゃぁ次は
血液検査な」
