「あとさ・・・悪いけど、もう一つお願いがあるんだけど・・・。」


「?なに?」


「できれば俺のこと・・・また『悠人』って呼んでくれないかな?」


 そうすれば、きっと、俺は何度でも立ち上がるから・・・。


 魔道師、朝倉悠人。


 彼の目には助けるべき姫が映る。


 彼女がいる限り、彼の目が死ぬコトは決してない・・・。