キミは僕に、何でも相談してくれた。



学校のこと、友達のこと、家族のこと、好きな人のこと……。





僕のこの気持ちは、決してキミに届くことはない。




そんなこと、最初からわかってた。



でも、キミから恋愛相談を受けることなんてできなくて。




僕はたまらず逃げ出した。